※更新:2021年10月14日
一般的に電験3種の勉強を始めようとした受験初心者が適当に勉強を始めて合格することは極めて難しいです。
✔本ブログの著者
そのため、試験の合格に特化した内容を一歩踏み込んでできます。
当記事では、受験初心者でもあなた自身に合った勉強方法を探せるよう、電験3種における過去問の活用の仕方を解説します。この記事を読めば、間違った勉強法で始めてしまい無駄な勉強時間を使うことがなくります。
ぼく自身は、過去問だけでは電験3種に合格していません。それは試験内容に関する前提となる知識が不足していたからです。
あなた自身に合った勉強法は、「試験内容に関する知識」や「勉強を続けやすい環境」で全く違うので、よく考えて勉強法を選びましょう。
≫3回受験した経験者が語る電験3種の勉強法やノウハウまとめ【失敗談あり】
電験3種は過去問だけで合格できるか
電験3種に過去問だけで合格できるかは、“人による”です。
なぜなら、数学や物理の知識レベルが人よって全く違うからです。逆に、数学や物理が高校卒業程度の知識レベルがあるなら、過去問だけでも十分に合格レベルに達すると思います。
つまり、数学や物理の知識レベルが高校卒業程度あれば、過去問の解説を十分に理解することができるので、過去問だけで合格レベルに達することができるということです。
過去問の暗記では合格できない
過去問で勉強するうえでの注意点は、過去問を暗記するだけでは、合格できないということです。
これは、過去に出題された問題と全く同じ問題が本試験で出題されることがないからです。
特に、電験3種は、似ている問題が出題されることが少なく、過去の問題を応用して出題されるので、きちんと内容を理解しておかないと実際の試験では対応できないと思います。
過去問で勉強する手順を紹介します
電験3種を過去問で勉強するときの手順は次のとおりです。
なぜなら、実際の試験で問題に正解する必要があり、そのために過去問の内容を理解しなければならないからです。
計算問題についても、応用問題が出題された場合でも、きちんと対応できるように考えて勉強を進めていく必要があります。
つまり、過去問では内容を理解することが、合格に近づくということです。
過去問は何年分やれば合格できるか
電験3種の過去問は、5年分を目安に勉強すれば良いです。
なぜなら、電験3種の試験の出題範囲は、5年分あれば一通りカバーできるからです。
もっと長い期間を勧めているサイトもありますが、勉強は繰り返しやることで自分の知識として定着するので、最初から長い期間を設定すると繰り返し勉強できずに全く知識として定着しないのでオススメしません。
特に、勉強を進めてうえで、なかなか内容を理解できないと勉強のやる気を失ってしまうので、過去問は5年分くらいを目安に勉強を始めるべきです。
確実に合格したいなら10年分を目指すべき
確実に合格したいなら、過去問は10年分やるべきです。
なぜなら、出来るだけ多くの問題をやった方が、応用力がつき、実際の試験でも得点につながりやすいからです。
しかし、過去問を10年分やるうえでの注意点としては、繰り返し3回はやる時間を確保することです。
仮に、過去問を10年分やったとしても、2回くらいしか繰り返すことができないのでれば、諦めて、過去問は5年分とすべきです。
これは、過去問で勉強をして、試験で得点につなげるには、ある一定ライン以上の内容の理解が求められるからです。
つまり、人にもよりますが、最低3回は過去問を繰り返す時間が確保できるのであれば、過去問10年分をやるべきです。
法改正が毎年のように行われるので注意です
過去問をやるうえで、法規だけは注意が必要です。
これは、電気事業法は毎年のように法改正されているため、過去問をやっているときには既に古い法規になっているかもしれないからです。
過去問に訂正が入っていればよいですが、こういった間違いは、あなたが思っている以上に間違いのまま放置されていることもあります。
出版社のほうも、膨大な問題数があるなかで、間違いを探す必要があるため、全て対応することは期待できないと思います。
まとめ|電験3種の過去問で勉強を始める前に勉強法を検討しないと落ちる
今回のまとめは次のとおり。
電験3種の過去問で勉強を始める前に勉強法を検討するべきです。なぜなら、電験3種の合格で最も大切なことは試験日まで勉強を続けることだからです。具体的には、電験3種の関する専門的な知識がなく仕事が忙しい方は、意思の力のみで勉強を計画的に進め合格することは極めて難しくなります。
そのため、あなた自身が、
のうちどれか1つでも当てはまるときは、「試験日まで勉強を続ける工夫や対策」をきちんと検討しないと試験に落ちる可能性が大きいです。なかには全くの初心者でもゼロから合格した方もいますが、ほんの一握りです。なぜなら、電気を専門とした仕事している方は多く試験を受験しているなか、合格率が8%ほど極めて合格者が少ない資格だからです。つまり、勉強が続かないのが普通と考えたうえで勉強法を検討すべきということです。
電験3種の勉強法は、
にわけることできます。
あなた自身に合った勉強法は、「試験内容に関する知識」や「勉強を続けやすい環境」により全く違います。失敗しないで勉強を始めるためにまずは勉強法をきちんと検討してましょう。
≫3回受験した経験者が語る電験3種の勉強法やノウハウまとめ【失敗談あり】
はいっ、今回は以上です。