いつもお疲れ様です。イデヲです。
国家資格である建築設備士の話です。
そのなかでも今回のターゲットは建築法規です。
建築法規の勉強を始めようと考えている人「法規の出題傾向を知りたい。法規の勉強を進めていくうえでのポイントを知りたい。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは、建設業で働くサラリーマンとして現場での仕事を頑張りつつ、建築設備士に合格することができました。ここでは合格した経験を生かして何かアドバイスが出来たらいいな~と思っています。
法規の出題傾向は例年似ています
法規で出題される問題は例年似ています。
出題傾向はざっくりこんな感じ。
詳しく説明していきますね。
※令和2年度から問題数や出題形式などが変更されていますが、出題傾向には言及されていないので、あまり変わらないと思います。変更内容は試験元の建築技術教育普及センターのHPをご確認ください。
⓵:建築基準法(建築設備):7問くらい
内訳です。
こんな感じです。
例年、換気設備、給排水設備、エレベータ、非常用エレベータは1問ずつ必ず出題されるので、ちゃんと勉強しておきましょう。
②:建築基準法(建築設備以外):7問くらい
例年、下に書いたような7項目から1問ずつ出題されます。
設備系のお仕事をしているかたは、取り組みづらい分野ですが、得点のとりこぼしがないようにしっかりと勉強しておきましょう。
③:その他の関連法令:6問くらい(建築士法、消防法、電気事業法 など)
内訳です。
こんな感じです。出題される範囲は広いですが、いずれにしても設備に関連した問題が多いので、勉強すれば得点できる分野と思います。
勉強を進めていくうえでのポイント
勉強を始める前にちゃんとポイントを把握すべきです。
やみくもに勉強するよりも全体像が分かって勉強したほうが、内容の暗記がしやすいからです。
普段のお仕事でも全体像や最終的なイメージを分かっていたほうが、進めやいと感じた経験はないですか? 基本的にはそれと同じです。
試験では、仕事のとき以上に情報が大切だと思っています。ちゃんと法規の出題されるポイントを整理したうえで勉強をやっていきましょう。
出題レベル
こんな感じ。
建築設備以外
だいたい2級建築士レベルと言われています。
そんなこと言われても分からないと思うかもしれないけど、過去問をベースに勉強していけば問題なく基準点は満足できると思います。
建築設備
告示を根拠とした専門性の高い問題が出題されます。
このあたりは、普段の業務とのかかわりも大きい部分かと思うので、専門性は高いですが、人によっては分かりやすい内容かと思います。
科目の基準点
半分くらいの得点が基準点と設定されます。
具体的にはこんな感じです。
年によっては9点となることもあります。
少なくても半分は得点しないと、その時点で不合格です。
近年の法規制について
近年の法改正の内容が出題されることがあります。最近も、建築物省エネ法に関する内容が出題されました。
しかし、出題されるかもわからない内容を勉強するより、過去問をベースに勉強を進めたほうが得点につながりやすいと思われます。
まずは、最近の法改正は何かを気にするより、過去問をベースにして勉強を進めましょう。
まとめ: 情報を集めて効率よく勉強しましょう!
まとめです。
こんな感じです。法規は業務の経験値の差がでにくい科目と思います。逆に言うと、若い方でも勉強すれば得点につながりやすいということですね。
また試験のときに法規集を会場に持ち込むことができるので、そのあたりの活用方法は別ブログで紹介しているのでぜひ確認してみてください。
今回は以上です。
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