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【2020年】建築設備士は試験をなぜ変更するのか【難易度が〇〇になる】

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 更新:2021年2月14日

いつもお疲れ様です。イデヲです。

国家資格である建築設備士の話です。

 

そのなかでも今回のターゲットは2020年度から変更される試験内容についてです。

建築設備士の受験を考えている人「変更された試験内容を知りたい。試験の変更に対する対策方法を知りたい。試験の難しさは変わるの?」

 

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

・試験内容はなぜ変更したのか

・学科試験の変更は影響が少ない

・製図試験の変更は対策方法を間違えると失敗する

 

ぼくは、建設業で働くサラリーマンとして現場での仕事を頑張りつつ、建築設備士に合格することができました。

 

私が受験した当時は旧形式のものですが、合格した経験を生かして今回の試験の変更について掘り下げられたらいいな~と思っています。

 

試験内容の変更について、結論から言うと、「受験者同士の点数の差が出づらいので試験の難易度を難しくして、建築設備士に相応しい人を適切に判断したい」につきると思います。

 

建築設備士の試験の内容は2020年度から変更されます。試験元の建築技術教育普及センターから変更の案内があったので、これは決定事項です。

 

それでは、試験内容の変更として「学科試験」と「製図試験」について確認していきましょう。

 

学科試験の変更は影響が少ない

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ぶっちゃけ、学科試験の変更は影響が少ないと思われます。その理由を見ていきましょう。

 

学科試験の変更内容

 

試験元から発表された試験の変更内容です。

 

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 ※建築技術教育普及センターを引用

 

変更内容の要旨はこちら

・建築設備の出題数が増えた

・出題形式が5択から4択に変更された

・建築設備の試験時間が増えて、他科目の試験時間は減った

・卓上計算機が会場に持ち込み可能となった

 

 

こんな感じです。

 

学科試験の変更に対する対策

 

対策方法のまとめです。

・建築一般知識や建築法規に比べ、建築設備をより重点的に勉強する

・難しい計算問題が増えるため、計算ミスをしないように練習する

 

 

なぜなら、試験元が合格者をより適切に判断するために建設設備の内容を難しくしようとしているからです。

 

しっかりと過去問をベースに勉強していきましょう。

 

 

製図試験の変更は対策方法を間違えると失敗する

 

ここでの変更は、変更内容を考えながら勉強を進めないと合格できないので、しっかり見ていきましょう。

 

製図試験の変更内容

 

試験元から発表された試験の変更内容です。

 

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※建築技術教育普及センターを引用

 

変更内容の要旨はこちら

・基本計画の問題数を1問増やした

・基本設計製図の共通問題は平面図が難しくなる、

・試験時間は変更しない

 

 

こんな感じです。

 

製図試験の変更に対する対策

 

対策方法のまとめです。

・平面図が難しくなるため、過去の選択問題の平面図で勉強する

 

なぜなら、試験元が合格者をより適切に判断するために建設設備の内容を難しくしようとしているからです。

 

これは、試験元の建築技術教育普及センターに下記のように記載があるので対応としては問題ないと思います。

・変更後の「共通の各平面図」の出題内容は、変更前の「選択の平面図」と概ね同程度のものとなる

 

まずは自分が選択した科目をしっかりやった方がよいのでは? と思った方もいるかと思いますが、大幅な変更に加え、変更内容がわりと明確に試験元から発表されているので、勉強を始める段階から、変更前のそれぞれの科目の「選択の平面図」と合わせて勉強していくべきかと。

 

まとめ:合格するための勉強法はあまり変わらないが、難易度は〇〇になる

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2020年度から建築設備士の試験内容は変更されますが、合格のための勉強はあまり変わらないと思います。

 

なぜなら、試験範囲が変更されたわけではなく、あくでも出題形式の変更だからです。

 

ただ今回の変更の背景に受験者の点数の差が出にくいと想定すると、建築設備の内容を中心に難しくなると思われるので、重点的に勉強していきましょう。

 

 

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 はいっ、今回は以上です。