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1級電気通信工事施工管理技士の二次試験の合否直結ポイント5選【実際合格した勉強法も公開】

  • 記述試験の勉強の仕方が分からない...
  • 現場経験が少なく記述での回答が不安...
  • 昨年不合格で今年こそ合格したい!

1級電気通信工事施工管理技士の二次試験は記述試験です。問題の意図を正確に読み取り自分の考えを文章で表現できるかで合否が決まります。しかし、どのようなポイントを押さえて書けばいいのか分からない人も多いはず。

私は1回目の二次試験で不合格、2回目で無事に合格。不合格の経験があるため試験対策で何をすれば合格できるか分かります。

この記事では、二次試験の合否に直結するポイントを解説。記事を参考にすれば、採点担当者が合格と判断できるような記述内容が分かります。

二次試験はテキストの内容を暗記するだけでは合格できません。特に「施工経験記述」の完成度が合格に大きく影響します。

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二次試験は全て記述式【文章での表現能力が大切】

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1級電気通信工事施工管理技士の二次試験は一次試験よりも文章で表現する能力が問われます。二次試験は自分の考えを文章で書く記述式の試験だからです。

試験 形式
一次試験 選択式
二次試験 記述式

選択式よりも内容を正しく理解しないと記述で回答できないのできちんと勉強しましょう。

文章を書くのが苦手でも要点を押さえて勉強すれば合格できます

 

二次試験の問題数は6問【予想配点も公開】

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二次試験の問題は以下6つです。

  • 施工経験記述
  • 施工計画
  • 工程管理
  • 安全管理
  • 電気通信設備
  • 法規

出題される6問は全て必須問題です。しかし問題の中の設問によっては選択し回答できるので安心してください。

試験問題の内容・勉強の進め方は以下の通りです。

問題 内容・勉強の進め方
工経験記述 定番化だが最重要!
施工計画 内容を絞って暗記する
工程管理 ネットワーク工程表を書く練習する
安全管理 内容を絞って暗記する
電気通信設備 専門以外は捨てる
法規 想定問題を確実に暗記する

苦手な問題を作らないようにきちんと勉強しましょう。

 

施工経験記述|定番化だが最重要!

施工経験記述の設問は以下2つです。

  • 経験した電気通信工事の「工事概要」を記述する
  • 電気通信工事で経験した「特に重要と考えた事項」「とった措置または対策」を記述する

経験内容は品質管理・工程管理・安全管理のうち2つが出題され定番化しています。

二次試験で最も大切なのは「施工経験記述」なので事前準備で記述内容の完成度を高めましょう。

模範解答を暗記しただけでは採点担当者にアピールできません

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施工計画|内容を絞って暗記する

電気通信工事における施工計画の設問は次の3つです。

  • 施工管理上の注意事項
  • 記号の名称・機能・概要
  • 工事内容の穴埋め

「施工管理上の注意事項」は出題問題から2つ選択して記述するため内容を絞って暗記するべきです。実物をイメージできないまま暗記しても採点担当者が正解と判断できる文章とならないからです。

施工計画の問題

令和3年の過去問は以下の通りです。

 

工程管理|ネットワーク工程表を書く練習する

工事管理では、作業条件からネットワーク工程表を確実に書けることが求められます。ネットワーク工程表がないと回答できないからです。

ネットワーク工程表の例
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ネットワーク工程表を実際に書くことが試験当日のケアレスミスを無くせるのできちんと練習しましょう。

工程管理は設問2つ、主な内容は以下の通りです。

  • 所要工期
  • 最遅完了時刻
  • フリーフロート

所要工期は毎年出題され他はランダムです。

練習に使える問題が少ない場合は別の試験問題を参考にしてください。

  • 電気工事施工管理技士
  • 管工事施工管理技士

問題で求められる内容は一緒なので勉強になります。

工程計画の問題

令和3年の過去問は以下の通りです。

 

安全管理|内容を絞って暗記する

電気通信工事における安全管理では労働災害の防止対策が問われ選択肢から2つ選び記述します。

労働災害の主な内容は以下の通りです。

  • 重機関連災害
  • 飛来落下災害
  • 電気による災害
  • 第三者災害

安全管理は安全管理の勉強は内容を絞って暗記するべきです。安全管理は労働安全衛生法令の基準を正確に覚える必要があるからです。

出題される問題は定番化しているため自分が理解しやすい内容を選び暗記しましょう。

安全管理の問題

令和3年の問題(過去問)は以下の通りです。

 

電気通信設備|専門以外は捨てる

電気通信設備に関する8つの用語のうち3つ選び技術的な内容を記述します。電気通信設備は試験範囲が広いため専門以外の分野の用語は捨てるべきです。

特に電気通信設備は、ローマ字が並んだ用語が多々あり実物が分からないと暗記するのが大変です。

電気通信設備の出題問題のうちローマ字の用語は次の通りです。

  • PBX
  • NAT
  • VoIP

暗記する内容はできるだけ絞り余裕があったら暗記する内容を増やしましょう。

電気通信設備の問題

令和3年の過去問は以下の通りです。

 

法規|想定問題を確実に暗記する

電気通信工事では法規について文章の用語を正しく暗記することが求められます。

設問は法規の一部の空欄に何が入るか回答しますが正しい用語を暗記していないと記述できないからです。特に1級では空欄に入る用語の選択肢がないため、2級よりも正しく暗記しなければいけません。

電気通信工事の法規は、試験で出題できる部分は限られます。試験で求められる用語は法規のうちどこかをイメージしながら暗記しましょう。

電気通信工事に関する法規例は以下の通りです。

  • 電波法

  • 電気通信事業法

  • 有線電気通信法

  • 放送法 

法規の問題

令和3年の過去問は以下の通りです。

 

【試験元は未公表】配点予想を公開

試験問題の配点は試験元から公表されません。しかし配点が分かると勉強時間が配分しやすいため配点を予想しました。二次試験に1回落ちて2回目で合格した経験があるため精度は高いです。

二次試験の配点
問題 設1 設2 設3
施工経験記述 35 5 15 15
施工管理 20 10 4 6
工程管理 10 5 5
安全管理 10 5 5
電気通信設備 15 5 5 5
法規 10 10
合計 100

施工経験記述が最も配点が高いと予想。電気通信工事に特化して記述しないと合格できないので注意しましょう。

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二次試験の過去問は徹底的に確認

f:id:jimiblog:20210313090757j:plain1級電気通信工事施工管理技士の二次試験は、電気通信工事以外の過去問を確認するべきです。施工管理技士試験には、それぞれの施工管理技士に特化した専門問題とは別に施工管理技士の共通問題が出題されるからです。

共通問題の具体例は次の通りです。

問題 内容
工程管理 ネットワーク工程表
法規 建設業法・労働安全衛生法

余裕があったら共通問題については、別の施工管理技士の過去問で勉強しましょう。

 

過去問で試験問題を予想する

過去問を確認すれば試験問題を予想できます。試験問題の作成者は過去問を参考にしながら毎年新しい問題を作っているからです。試験問題の構成や問われる内容は多少の変更はありますが基本的には過去問がベースとなります。

試験問題の傾向を確認しながら勉強を進めましょう。

 

電気工事施工管理技士も参考にする

二次試験は1級電気工事施工管理技士の過去問も確認するべきです。電気通信工事施工管理技士は、令和元年(2019)に新設されたので過去問の数が限られ参考となる問題が少ないからです。さらに電気通信工事は、電気工事の弱電分野を補うために新設された背景もあり、配管工事や配線工事など同じような問題が多くあります。

電気工事施工管理技士の過去問も勉強して他の受験者よりも高得点を目指しましょう。

 

二次試験の合否直結ポイント5選【記述を意識し勉強する】

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1級電気通信工事施工管理技士の二次試験は、記述を意識して勉強してください。

記述を意識する理由は以下の通りです。

  • 一次試験のマークシート形式では記憶が曖昧でも消去法で選択肢を選べる
  • 二次試験の記述式では記憶が曖昧では答案用紙に記述できない

 

合否に直結する記述式のポイントは以下5つです。

  • 施工経験記述は最重要【事前準備で合否が決まる】
  • 現場管理者の立場で記述する【作業員の立場はNG】
  • 解答欄は80%以上記述する【白紙NG】
  • 暗記する内容を絞る【暗記できないと意味なし】
  • 誤字脱字・漢字に注意!

合否直結のポイントは意識して勉強するだけで合格する確率がグッと上がります

 

施工経験記述は最重要【事前準備で合否が決まる】

二次試験で最も大切なのは「施工経験記述」です。

施工経験記述の回答が電気通信工事施工管理技士として不適当と判断された場合は不合格になると言われているからです。電気通信工事に特化した内容を書かないと減点になるので注意しなければいけません。

施工経験記述の設問は以下2つです。

  • 経験した電気通信工事の「工事概要」を記述
  • 経験した工事で「特に重要と考えた事項」「とった措置または対策」を記述

経験内容は品質管理・工程管理・安全管理のうち2つが出題され定番化しています。

二次試験では施工経験記述の完成度を事前準備でどれだけ上げれるかで合否が決まります。私は、1回目は独学で不合格、2回目は通信講座で無事に合格しましたが違いは施工経験基準の完成度だからです。

通信講座の施工経験記述のプロによる添削では電気通信工事に特化した内容になるよう細かいフォローが多々ありオススメします。

通信講座が良い理由は次の通りです。

  • 施工経験記述のプロによる添削で完成度UP
  • 市販のテキストでは多様な受験者の経験に対応できない
  • テキストを暗記するだけでは合格をできない

不合格は時間・お金がムダになるので一発合格を目指せるといいですね。

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現場管理者の立場で記述する【作業員の立場はNG】

記述は、作業員の立場ではなく現場を管理する立場で書きます。電気通信工事施工管理技士は、ひとりの作業員ではなく作業員を指導する立場が求められているからです。

特に文章の文末には、意識している立場が反映されやすいので注意しましょう。

文末の具体例は以下の通りです。

立場 判断 文章の文末
作業員 NG ・作業を行った
管理者 OK

・指導した
・周知徹底した
・調整した

 

解答欄は80%以上記述する【白紙NG】

記述式の解答欄は80%以上は必ず記述します。記述式では答案用紙の枠内に文章を適切に収める能力が求められるからです。

  • 文字の量は80%以上
  • 枠内からはみ出さない
  • 分からなくても白紙NG

答案用紙の枠の大きさを意識して勉強しましょう。

 

暗記する内容を絞る【暗記できないと意味なし】

勉強時間を無駄に増やさないためにテキストの模範解答のうち暗記する内容は絞るべきです。テキストの模範解答を全て暗記すると答案用紙に収まらないので記述する内容を意識して勉強を進めましょう。

試験勉強全般に言えることですが暗記量が減ると繰返し勉強でき効率的に暗記できます。

 

誤字脱字・漢字に注意!

二次試験の記述は誤字脱字・漢字に注意!せっかく技術的な内容を暗記できても誤字や漢字の間違いで減点になるともったいないからです。

意識して暗記する内容は以下の通りです。

  • 誤字・脱字
  • 漢字の間違い

誤字脱字・漢字の間違いは、間違いの数だけ減点になると言われています。最近はパソコン作業が主流となり手書きの機会が減っているため、誤字・脱字や漢字も意識して暗記しましょう。

 

二次試験は解答速報なし【合格発表を待つのみ】

f:id:jimiblog:20210313091726j:plain電気通信工事施工管理技士の二次試験は、試験元から模範解答の速報はないです。二次試験は受験者の経験で回答内容が違うため模範解答を作れないからです。そのため合格発表の時も模範解答は公表されません。

二次試験が終わったらプライベートな時間を楽しみましょう。

 

合格者が語る勉強法2選【おすすめは通信講座】

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1級電気通信工事施工管理技士の二次試験の勉強法は以下2つです。

勉強法 教材
独学 市販のテキスト
通信苦座 動画講義・記述内容の添削

私は、1回目は独学で不合格、2回目は通信講座を活用し無事に合格。一発合格を目指す方は通信講座がおすすめです。

 

独学では施工経験記述が攻略できない

独学では二次試験で最も大切な施工経験記述を攻略できません。市販のテキストでは受験者全員の経験に合わせた模範解答が書かれていないからです。施工経験記述では受験者の独自性が求められるためテキストの模範解答では高得点は狙えません。

建設業は激務で忙しいため出来るだけ効率的な勉強法を選びましょう。

 

通信講座は勉強が続けやすく効率的!

通信講座を活用した勉強法は効率的に勉強できます。通信講座によりますが勉強を続けやすい仕組みに加え、施工経験記述の添削があるからです。

通信講座により教材は違いますが以下の通りです。

教材 メリット 効果
テキスト 市販本に比べ薄い 勉強時間短縮
動画講義 スキマ時間の活用

通勤の電車内や昼休みに勉強可能

プロへ質問 分からない時は質問可能 やる気の維持
添削 施工経験記述の完成度UP 勉強時間短縮

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二次試験の勉強時間は72時間【体験談】

f:id:jimiblog:20210313094307j:plain1級電気通信工事施工管理技士の二次試験の合格に必要な勉強時間は72時間です。試験対策を行いきちんと勉強しないと合格できません。二次試験の合格率は約40%、受験者5人のうち3人は不合格となる試験だからです。

さらに二次試験は、一次試験の合格者で勉強する習慣があるため次試験より合格率は高いですが難易度も高いです。

私は二次試験に1回目は不合格、2回目で合格したので勉強時間は全部で144時間でした。

二次試験の勉強時間
1回目 72時間
2回目 72時間
合計 144時間

2回目は通信講座の施工経験記述の添削が効果的で無事に合格できました。

最初から通信講座を活用していれば無駄な時間・お金をかけずに済みましたね。

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平日1時間・休日2時間の勉強時間を確保する

1級電気通信工事施工管理技士の二次試験の合格には毎日かかさず勉強することが求められます。1日勉強を休むと勉強の気持ちが途切れ勉強が続かないからです。少しの時間でも良いので毎日かかさず勉強しましょう。

毎日の勉強時間は以下の通りです。

勉強時間
平日 1時間
休日 2時間

建設業は仕事が忙しいですが平日1時間の勉強時間の確保が合格するために最も大切です。

 

勉強期間は2ヶ月間【施工経験記述をつくり込む】

1級電気通信工事施工管理技士の二次試験の勉強期間は2ヵ月間となります。試験問題で最も大切である施工経験記述をつくり込みに時間がかかるからです。

施工経験記述をつくり込む手順
STEP1 テキストで勉強
STEP2 施工経験記述を作成
STEP3 通信講座で添削
STEP4 完成度の高い施工経験記述が完成
STEP5 自信を持って暗記

施工経験記述の完成度は合否に直結するので、遅くても2ヵ月前から準備を始めましょう。

 

合格者の勉強スケジュールを公開

令和3年の合格時の勉強スケジュールは以下の通りです。

二次試験の勉強スケジュール
平日 1時間
休日 2時間
1週間 9時間
1ヵ月 36時間
2ヵ月 72時間

平日5日間で5時間、休日2日間で4時間は平均で勉強したので1週間で9時間、2ヵ月で72時間勉強することで無事に合格できました。

勉強の進め方は好みもありますが平日に1時間の勉強時間を確保することが休日の負担を減らしスムーズに勉強が続けられます。

 

まとめ|施工経験記述の完成度を上げて二次試験に一発合格しよう

f:id:jimiblog:20210313094453j:plain二次試験は記述試験です。採点担当者が正解と判断できる文章を書けるかで合否が決まります。

特に施工経験記述はテキストの内容を暗記するだけでは合格できません。施工経験記述の完成度を上げて二次試験に一発合格しましょう。

ベテランであっても記述内容に不備があると不合格です。

施工経験記述が完成したらプロの添削がおすすめです。自分では正解だと感じていても、添削のプロから見て正解だとは限りません。

通信講座では動画講義だけでなく、施工経験記述の添削サポートプロに記述内容を添削してもらえれば、採点担当者が正解と判断できる施工経験記述を作れます。

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