※更新:2022年4月25日
今回は、1級管工事施工管理技士の勉強をこれから始めようと思ったけど、どうやって勉強したらよいかよく分からない人に向けて書かれたものです。なかには、どんな参考書を買っていいか迷っている人、独学でも合格できるか心配している人、資格の学校や通信講座をやった方よいか迷っている人、もいると思います。
今回は、「1級管施工管理技士の勉強を効率的に勉強をして合格したい。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは建設業で働くサラリーマンとして仕事を頑張りつつ、1級管工事施工管理技士に一発で合格することができました。建設業の方なら分かると思いますが、ほかの職業と比べると残業はおおいと思いますが、そんな中で、自分なりスケジュールを組みながら、コツコツと勉強して無事に受かることができました。
ここでは、1級管工事施工管理技士に受かることにフォーカスして、勉強方法を詳しく説明したいと思います。
他にも建築系の資格を10個ほど持っていまので、難易度についても、合格率だけでなく、実際の経験にもとづいた実体験や感覚的な話もふくめて説明できるかと思いますので見てやってください。
オススメの勉強方法(実際に合格できた勉強方法をおしえます)
結論からいうと、勉強方法は、「人による」と思います。これは、答えになっていないと思う人もいるかもしれないけど、いろいろな人に話を聞いてみたところ、本心からそう思うようなったので、もう少し読みすすめてもらえればと思います。
なぜなら、ぼく自身は会社にはいって、会社にすすめられるがままに、資格に受験して無事に受かることができましたが、その人が、どのような仕事をしているか、勉強することに慣れているか、など人によって、ぜんぜん状況が違うからです。
つまり、独学では受からないような資格ではないけど、勉強方法は、その人によるので、しっかりと自分の状況を考えたうえで勉強方法をきめていくことが大切です。
勉強方法はいくつかありますが、こんな感じですね。
それぞれ説明していきます。
勉強方法①は、独学です。自力で勉強するということですね。
さきほども言いましたが、1級管工事施工管理技士は独学でも十分に受かる資格ではあると思います。でも勉強しないで受かるような資格ではないので、資格の学校や通信講座で勉強するとき以上に強い覚悟をもって勉強しなければなりません。
どうゆうことかというと、資格の学校でれば、勉強しなければならない環境が与えられるので、自分の意志がかりに弱くても勉強を続けられることも多いと思います。それが、独学だと全て自分の意志で学んでいくことが求められるので、とらえ方によってはもっとも厳しいかもしれません。
落ちた人と受かった人に聞いてみた(簡単に言うと、体験記)
ちゃんと勉強を続けることできれば、独学でも受かることが分かると思います。ただ、資格の勉強をしたことがある人なら、分かると思いますが、この続けて勉強することが最も難しいところではあるので、勉強を続ける自信があれば独学を選んでもよいかと。
市販されている参考書でおすすめは過去問です
参考書はいろいろ市販されていますが、過去問を強くおすすめします。
こんな感じです。
過去問と問題集については、構成は似ていますが、問題集は問題の数が少ないことも多いので過去問のほうをおすすめです。
テキストについては、試験内容はしっかり書かれていますが、問題数をこなすことができないので、過去問と合わせて使うぶんには考えられますが、これだけでは物足りないと思います。
試験問題には問題にしやすいポイントというものが存在しますので、そのポイントを徹底的に学ぶことができるのが、実際に問題をとき、分からかった部分の解説を確認することに限ります。
具体的なステップはこんな感じです。
これだけです。あとは、これを繰り返すのみです。
これだけ?、とおもう人もいるかもしれけど、ぶっちゃけ、これだけです。
ついでに伝えておくと、解説を確認するときは、正しいことが書かれた選択肢と、正しくないことが書かれていた選択肢がありますが、その両方とも、しっかり確認しておきましょう。
なぜなら、実際の試験には、過去問と同じ問題がでるわけではないので、なぜ正しいのか、なぜ正しくないのかをしっかりと理解することが、実際の試験では得点につなげることが出来るからです。
過去問だけでも、いろいろな出版社から出されていますが、解説が詳しく書かれているものおすすめします。市販されている本の中では、総合資格から出版されているものが、解説も丁寧に分かりやすく書かれているのに加えて、1回分の模試もついているので、とてもおすすめです。
勉強方法②は、資格の学校です。
有名どころですが、日建学院と総合資格があります。
内容は充実していると思いますが、お金が数十万円かかります。お金に余裕があれば、いいと思いますが、そこまで必要はないかと。
資格学校の担当者から、こっそりコメントをもらいました
逆を言うと、施工している現場を知らいない人は受ける価値ありです。
勉強方法③は、通信講座です。勉強が苦手な人はいいかも。
こちらも有名どころですが、現場・技術系資格専門のSATをおすすめします。少しお金はかかりますが、なるべく少ない時間で効率的に合格したい場合は、おすすめできる講座です。
おすすめする理由こちらです。
洗練されたテキスト(何といってもコレがすごい!!)
必要以上の内容が盛り込まれたテキストはNGです。
なぜなら、試験には合格できれば良いからです。つまり、100点満点ではなく60点とれば良いということですね。
具体的には、色々な内容が盛り込まれたテキストはかなり厚くなるので、それを勉強するにはとても時間がかかります。
試験で点数をとるには、ある程度はテキストで繰り返し勉強しなければなりません。繰り返しやるとう点が大切です。
なので、テキストに盛り込まれた内容が多いほど、繰り返し勉強するのに時間がかかり、点数につながるまでに時間がかかるということです。市販されている参考書に比べると全然違うのが分かります。
ビデオ教材による効率的学習
ビデオ教材を活用することで効率的に学習を進められます。
建設業は仕事が忙しいので、なかなか資格学校とかに行く時間を確保できないからです。
しかも、すきま時間でビデオを視聴できるので、忙しい人でも勉強しやすいです。
人間の記憶力は、5感をフル活用した方が増えると言われていることからも、目に加えて耳もつかうことで記憶に残りやすくなります。
おすすめの勉強方法はこちらです。
講座の購入を迷うなら、こんな制度もあるので一度試してみるのもありです。
勉強方法のまとめ
勉強方法をコストや勉強のしやすさといったところを比べてみました。
勉強方法は、独学は勉強のしやすさとしては、自力で頑張る必要はありますが、コストも参考書の費用しかかからないので、まずは独学を検討してもよいと思います。ただし、一度学科試験に落ちてしまった人は通信講座もありかと。時は金なりです。
その他の勉強方法
アプリの活用方法
なぜなら、選択肢のなかで正解の問題しか解説がないからです。逆に言うと、不正解の解答はなぜ不正解なのかがわからないまま進めることになります。
さきほども言いましたが、同じ問題は試験のときは出ないので、なぜ正しいのか、なぜ正しくないのか、を全ての選択肢について正しく勉強していくことが大切です。
メリットとデメリットはこちらです。
手軽に勉強できるというメリットはありますが、自分が勉強してきた経験から言うと、勉強する媒体が増えると勉強がやりにくいです。
掲示板の活用方法
試験の難易度をおさえましょう
勉強するまえに、その資格がどのような資格であるかをおさえておくことは、とても大切です。
なぜなら、これから勉強していくのに、相手が分からい状態だと戦略がたてることができないからです。ゲームに例えると、ボスのHPや守備力とかがわからないと戦略がたてられないですよね。
こういったときに、皆さん攻略本とか買いませんでしたが? 攻略本で、ボスの情報がわかり攻略法がわかると、多少レベルが低くてもボス戦に勝てた記憶はありませんか? 試験もこれと基本的には同じです。
攻略本があるとゲームを楽しめないという意見もあるかと思いますが、試験は楽しむためのものではないので、しっかりと試験の情報を確認しておきましょう。
合格者だからわかる資格別の難易度の比較です
僕は建設業のサラリーマンということもあり、1級管工事施工管理技士の他にも、いくつか資格を持っています。ここでは、僕が持っている資格のなかでの比較となりますが、簡単に難易度を比較していきたいと思います。
あなたが僕と同じ資格を持っていたらラッキーですね。ただし、勉強を始めるときの知識量など、前提となる条件とかは人それぞれなので、あくまでも参考程度に見てもらえればと思います。
こんな感じです。感覚的な部分もありますが、合格している資格であなたと同じものがあれば、勉強する期間や時間など、なんとなくイメージがつくかも。
合格率
1級管工事施工管理技士の合格率はこんな感じですね。
合格率が高いから難しい、逆に合格率が低いから易しいというわけではありませんが、学科試験と実地試験ともに半分くらい受かっているので、国家資格としては、そこまで難しくはない分類にはいるのではないでしょうか。
学科試験の勉強時間は、〇〇です。
勉強時間は、〇〇です。が、あくまでも目安です。
勉強時間は、100時間です。
なぜなら、ぼく自身が、試験日の2ヵ月まえからコツコツと勉強し受かることができましたが、その勉強時間が100時間くらいだからです。
具体的には、平日は1時間、休日2時間くらいです。建設業で働いていると、勉強時間を確保するのは、難しいと思いますが、このくらいは必要になっているかと。
落ちた人と受かった人に聞いてみた
わりと、短い時間で受かっている人もいるけど、勉強時間が短くなるほど、合格するかは個人差が出てくるので、2ヵ月くらい前からコツコツと勉強したほうがよさそうですね。
実施試験の勉強方法や勉強時間はこちら(準備中)
時間を目標にしていては、すでに失敗している話
勉強時間の話をしておいて、こんなことを言うのも、おかしな話ですが、時間を目標にしていては、すでに失敗しているかもしれないので、注意してください。
なぜなら、勉強の中身が大切であり、その中身がないと意味がないからです。
どうゆうことかというと、机に座って満足しているだけでは勉強にならないですし、スマホをつい触っていたら、あっという間に時間がたってしまったという記憶がある人もいると思います。勉強することを決めて、しっかり勉強していきましょう。
試験の概要です(まずは試験日を知ること大切です)
試験元のホームページに書いてありますが、仕事が忙しくて時間がないので、必要な分だけ知りたいというかたは見てください。詳しく知りたいという方は試験元の(一財)全国建設研修センターのホームページを確認してください。
試験日を含めた日程(合格までのスケジュール)
さっそくですが、試験日は9月中旬の日曜日です。
試験日の近くはプライベートの予定を入れないために、カレンダーに試験日を書いておきましょう。近ごろはスマホのカレンダーへの登録ですかね。
学科と実地の両方ともに合格しなければなりません
試験には学科と実地があるため、試験は長いスパンになります。なので、スケジュールはこんな感じになるかと。勉強は7月から始めましょう。
学科試験の合格発表が10月中旬にありますが、それを待ってからだと、勉強が間に合わないので、自己採点であきらかに落ちていないかぎりは、実地試験の勉強を始めましょう。
試験時間
大きく分けて、午前の部と午後の部にわかれています。
細かい科目とかは、覚える必要はないです。ひたすら過去問をやりましょう。
試験地
試験地はこちらの10都市です。
試験地までが遠いかたは、少し注意が必要ですね。
費用(受験手数料です)
試験の内容(出題傾向や予想問題の話をします)
出題傾向とか予想問題は、あまり考える必要ないと思います。
なぜなら、出題される問題を見ていると、過去に出された問題をベースにして、ポイントをかえて出題していることが多いからです。
つまり、過去問の解説のところを中心に、ひたすら勉強することが大切です。
まとめ:勉強方法を決めて、勉強をはじめましょう
今回は、1級管工事施工管理技士の学科試験に特化して、つたえました。
今回のまとめはこちらです。
こんな感じです。
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はいっ、今回は以上です。