更新:2021年3月21日
いつもお疲れ様です。イデヲです。
国家資格である1級電気工事施工管理技士の話です。
そのなかでも今回は、年収について説明します。
1級電気工事施工管理技士の試験を受験するか迷っている人「1級電気工事施工管理技士の試験を持っている人の年収を知りたい。資格を持っている人の転職状況を知りたい。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは建築系のサラリーマンとして仕事を頑張りつつ、1級電気工事施工管理技士に一発で合格することができました。
他にも建築系の資格を10個ほど持っています。難易度の高いものや比較的やさしいものとかいろいろあるけど、毎年1つずつぐらいは資格をとりました。
資格マニアですね、、。
合格しているからこそ一歩踏み込んでコメントできるかと。
1級電気工事施工管理技士の資格を持つ人の平均年収はどうなるの?
結論から言いますと、平均年収は、600万円くらいです。
根拠は次のとおり。
国税庁の調査によると、日本全体のサラリーマンの平均年収は、400万円程度となっています。
そのため、1級電気工事施工管理技士の資格を持っていると、日本全体のサラリーマンと比べて、1.5倍くらいの年収がもらえるということです。
求人内容としては、現場監督となる施工者や監理者も含まれているので、おおよその目安と思ってください。年齢によりますが、施工管理業務や電気設計業務は平均年収となる600万円よりも、さらに高い傾向です。
これからの年収はどうなるの?【未来予想】
今は売り手市場だから、求人があるけど、この先は求人なくなるのでは? と思われた方も多いと思いますが、日本は人口統計では、このままいくと、人口は減り続けるので、売りて市場はこのまま続くと予想している専門家が多いです。
特に建設業は若い方の就業者が、他の業界以上に年々減っているので、今の求人数が減ることはないと思われます。
さらに、AIや自動化が進んで、仕事が無くなる可能性はないの? と思われた方もいると思います。建物は、工場で同じものを、たくさん製造するのとは違い、全ての建物が違う一品生産です。
そのため、AIや自動化の導入がしにくいとされています。
つまり、現場作業の一部分は、AIや自動化が進み、作業員は不要となるかもしれませんが、施工管理業務は、当面は求人が無くなるようなことはないということです。
【転職希望】求人はどんな仕事があるの?どのような募集があるの?
ここでは、転職を考えている人に向けて、どのような求人があるのか、未経験だけど大丈夫?、求人エリアはどこ?、といった内容を説明していきます。
こんな感じです。
1級電気工事施工管理技士は名前の通り、施工管理業務系の資格なので、その求人内容も施工に近い業務が多いです。
それぞれのイメージをざっくり説明しておきます。
年収はさきほどと同じで某転職サイトの平均なので、参考までに。
その①:電気関連の施工管理業務
電気関連の施工管理業務は次のとおり。
その②:電気設計業務
電気設計業務は次のとおり。
その③:プラントでの電気に関する業務
プラントの電気に関する業務は次のとおり。
その④:不動産管理(修繕・メンテナンス業務)
不動産管理(修繕・メンテナンス業務)は次のとおり。
未経験で求人あるの?ビルメンはできるの?【1級電気工事施工管理技士の資格を持っている方はチャンス】
ぶっちゃけ、施工管理業務で未経験の求人は少ないかもしれません。
なぜなら、1級電気施工管理技士の受験資格として、すでに施工管理の実務経験を3年以上のという規則があるので、1級電気工事施工管理技士をもっている以上は未経験ということはないからです。
具体的には、入社すぐの集合研修や見積業務なども実務経験に含まれないので、1級電気工事施工管理技士の資格をもっているということは、それなりの実務経験があるということになります。
今回は求人条件として、「1級電気工事施工管理技士」の資格でピックアップしているので、資格がいらないビルメンといった施設管理であれば求人はあるかもしれません。
ただし、求人は不足しているので、やる気さえあれば第二新卒でも採用する企業がたくさんあると思います。
逆に、1級電気工事施工管理技士の資格を持っている方は、転職しやすいです。年収が高い企業への転職も十分に可能です。
建設現場は、本当に忙しく、仕事漬けになりがち【ブラック企業なら、すぐに転職活動すべき】
建設現場は、本当に忙しく、仕事漬けになりがちです、、。
そのため、他社の働き方など状況が全く分からずに働き続けている方も多いのが現状です。ですが、ちゃんと企業情報を調べれば、今の会社よりも働きやすい企業はたくさんあるはず。とは言っても、企業情報とか自分で調べる時間もないと方も多いと思いますが、安心してください。転職エージェントに登録すれば、無料で企業情報や求人情報を提供してくれます。
転職エージェントに登録するメリットは次のとおり。
そのため、転職エージェントが求人情報を調べてくれるので、忙しく建設現場で働かれている方でも、問題なく他社の情報を知ることができます。
転職エージェントに登録したときのデメリットはないの? と思われた方もいると思いますが、転職エージェントは誰からお金をもらうビジネスなのかを考えると理解しやすくなります。
転職エージェントは、採用したい企業からお金をもらうビジネスです。なので、実際に転職した成果報酬として、採用したい企業から転職エージェントへお金が支払われます。そのため、転職する側は無料なので、そういった背景をしりつつ、転職エージェントを最大限に利用すればOKです。
転職エージェントに登録するデメリットは次のとおり。
ですが、最終的に転職するかは、あなた自信の意志なので、「最大限に利用するだけ」と割りきって、やり取りを進めていけば、全く問題ないと思います。
とは言っても、強引に転職を勧められたことで、転職してしまい後悔するようなことは絶対にしたくないという方は、大手の転職エージェントの登録が良いです。転職エージェントの企業として長い目で見たときに、企業に対する信用の大小が、大手企業であるほどに影響が大きいからです。
大手の転職エージェントが良い理由は次のとおり。
さらに、大手の転職エージェントの方が、一般には公開されていないクローズな企業情報や求人情報を持っていることが多いです。
ちなみに、大手の転職エージェントは次のとおり。
現場監督の施工者は忙しいです。まずは、上記で説明した大手の転職エージェントの2つに登録して求人情報を教えてもらうのが良いです。
まとめ:今の仕事が激務で辛いなら、転職するべき理由
今回は、1級電気工事施工管理技士をとった後、未来の話をしましたが、施工管理業務は一般的には残業も多く、厳しい環境と言われています。
なので、土曜日もあたりまえのように仕事をしている人や子供と過ごす時間をもっと増やしたいと思っているかたは転職を考えるべきです。
辛い状況が続き、うつ病になってしまっては遅いです。というよりも、上記に当てはまっている方は、既にうつ病の予備軍になっているかもしれません。
少し残酷ですが、現状を変えるには行動しかありません。逆に、小さなことでも行動さえすれば、人生は大きく変わることもあります。
合わせて読みたい
はいっ、今回は以上です。