いつもお疲れ様です。イデヲです。
国家資格である電験3種の話です。
そのなかでも今回は、「理論」ついて説明していきます。
電験3種の試験を受けようと思っている人「電験3種の理論について知りたい。理論の試験内容やポイントを知りたい。あと、ついでに理論の合格点や合格率を教えて欲しいな~。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは、建設業でサラリーマンとして働きながら、電験3種の試験に合格することができました。試験は一発合格と言いたいところですが、3回目の試験でやっと合格することができました。
試験をたくさん受験しているからこそ一歩踏み込んでコメントできます。ここでは、電験3種の理論について知ってもらえたらと思っています。
電験3種の理論で、まず押さえておくべきこと
電験3種の理論は、試験科目4つのうちの基本となります。
理論の応用した内容が、その他の科目が当てはまってくるからです。
理論はすべての基本
理論はすべての基本です。
なぜなら、電気の性質やルールとなる内容だからです。
例えば、会社やスポーツにもルールがあるのと同じで、電気のルールもちゃんと理解しておかないと管理できないと思います。
そのため、まずは基本をきっちり把握する必要があります。
試験内容
理論の試験範囲は、「電気理論」「電子理論」「電気計測」「電子計測」に関するものです。
ざっくりとしていますが、これが受験案内に書かれている理論の内容です。
少し分かりにくいと思うので、理論をそれぞれ区分けしてみると次のとおり。
聞き覚えのある単語もいくつか出てきたと思いますが、実際に理論の参考書で勉強してみても、どこかで見覚えのある内容の多いのが、理論です。
知らなきゃ損する、理論の試験データ2選
理論の試験データは出来るだけ確認するべきです。
なぜなら、試験元から公表されているデータであり、これから勉強する理論がどういった試験なのかが分かるからです。
理論の合格点
過去の試験での理論の合格点は、確認しておくべきです。
なぜなら、試験元が公表している合格基準の60点よりも下がることが多いからです。
過去10年間の合格点の平均は、55点です。
過去10年間の理論の合格点で、最も高い点と低い点は次のとおりです。
理論の合格点は、高いときと低いときで5点以上の差があるのが分かるかと思います。
仮に理論の試験で問題が難しいと感じたとしても、それは受験者の全員が感じていることであり、合格基準点も下がると思われるので気にせずに問題を解いていくことが求められます。
理論の合格率
過去の理論の合格率も確認しておくべきです。
なぜなら、理論の難易度が大まかに把握できるからです。
過去5年間の合格率の平均は、13.7%ほどです。
過去5年間の理論の合格率で、最も高い合格率と低い合格率は次のとおりです。
理論の合格率は、高いときと低いときで4%ほどの差があるのが分かるかと思います。
そのため、受験年度によって合格率は多少違いますが、いつも14%ほどなので、理論の科目合格だけでも7名のうち1名くらいしか受からない資格です。
まとめ: まずは難しいことを知ってから勉強しよう
今回のまとめです。
電験3種は、科目合格が認められている資格ですが、理論に合格するだけでも難しいことが分かったかと思います。
試験の難しさをある程度知っておかないと、見当違いの勉強法や勉強時間では合格には、ほど遠くなってしまうかもしれません。
僕の別のブログでは、電験3種の全般の難易度や勉強法についても紹介しているので参考にしてください。
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はいっ、今回は以上です。