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【1・2級】電気工事施工管理技士の合格者が語るオススメ参考書【独学の離脱者が多い理由】

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更新:2021年3月28日 

いつもお疲れ様です。イデヲです。

国家資格である電気工事施工管理技士の話です。
今回は、特に資格試験の勉強で使う参考書についてです。

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 1級・2級電気工事施工管理技士の資格試験の勉強をこれから始めようと思っている人「たくさん参考書があるけど、どんな内容が良いか知りたい。過去問は何年分やれば合格できるか知りたい。参考書を何回くらい繰り返し勉強すれば良いか知りたい。オススメの参考書があれば教えてほしい。あと、参考書を購入するベストなタイミングがあれば教えて欲しいな~。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • どの参考書を選べばいいの?【過去問の一択です】
  • 合格者が教える、オススメの参考書!【他社と比較しつつ考察】
  • 参考書は、いつ買えばいいの?【試験3ヵ月前がベスト!】

 
僕は、建設業のサラリーマンとして月100時間くらい残業しつつ、1級電気工事施工管理技士の試験に合格しました。他にも公的資格を10個ほど持っているため、合格することに特化してコメントできるかと。あと、会社の資格担当として、延べ500人以上の試験の受験者を見てきました。

 

どの参考書を選べばいいの?【過去問の一択です】

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結論から言うと、 参考書は、”過去問の一択”です

なぜなら、試験の出題範囲は大きく変わっていないため、過去に出題された問題を理解できれば十分に合格できるからです。

同じ問題は出ないから、過去問だけでは合格が難しいのでは? と思われた方もいると思いますが、半分正解です。

実際の試験では、過去に出題された問題をベースしながら、出題するポイントや数値を変えて問題にしているため、ちゃんと内容を理解しなければいけません。

そのため、過去問で勉強する際は、単純に設問を暗記するのではなく、問題として出題された全ての選択肢について、”なぜ正解なのか”や”なぜ不正解なのか”を理解することが最も大切です。

過去問で大切なのは、”解説の理解”です

過去問で勉強する際に、最も大切なことは、”解説の理解”です。

なぜなら、過去問は過去の実際の試験で出題された問題なので、問題自体は、全ての参考書を選んでも同じだからです。

そのため、過去問では、

  • 解説の内容が理解できるように、詳しく書かれているか
  • 解説がイラストを用いて、分かりやすく表現されているか

...が大切になってきます。 

つまり、実勢の試験では、過去問の類似問題をちゃんと得点に繋げられるように、問題の設問を理解することが大切ということです。

例えば、よくある問題形式として、4拓問題のうちで間違えている選択肢を一つ選ぶ問題があります。その場合、4択のうち3択は正しいことが書かれており、残りの1択が間違えていることになります。

このときに、問題を理解もせずに丸暗記したとしても、実際のテストでは、類似問題は出ることはあっても、まったく同じ問題が出ることはまずないので、0点です。0点は言いすぎかもしれないけど、合格はできないと思います。

解説で大切なことのまとめ

  • 正しい選択肢は、なぜ正解なのかがわかる
  • 間違っている選択肢は、なぜ不正解なのかがわかる(ここが大切)
  • 絵や図がたくさん使われていて、内容が分かりやすい

 

過去問は5年間で、合格レベルに達する

合格するために必要な過去問の年数は、5年分でOKです。

なぜなら、5年分を勉強すると、よく出る問題とかはだいたいカバーできるからであり、内容を理解できれば十分に試験に合格できるレベルになるからです。

 「もっと昔の問題もやった方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、大切なのは、勉強したことのある問題数を増やすよりも、繰り返し勉強して、よく出る問題をきちんと得点につなげることです。

ぼく自身も、5年間分の過去問を繰り返し勉強することで、内容を理解し、合格することができました。さらに、ぼく自信の話だけでは、信頼性が低かったため、他の受験者にもヒアリングしてみましたが、同じく過去問5年間分を徹底的に勉強するば、十分に合格できるとのことでした。

過去問は、何回くらい繰り返し勉強すればよいか。【最低3回は勉強セヨ】

過去問は、3回繰り返し勉強すれば良いです。

なぜなら、人は1回勉強しただけでは、記憶に残らずに忘れてしまうからです。 

イメージはこんな感じです。(ざっくりですが、、)

  • 5年間の過去問 × 5回繰り返し = 延べ25年間分 ➡ 正答率70%
  • 10年間の過去問 × 2回繰り返し = 延べ20年間分 ➡ 正答率50%

※新しい問題の勉強は、時間がかかるので、5年間の勉強時間で10年間の勉強すると、こんな比較になると思います

 

合格者が教える、オススメの参考書!

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これまでに、電気工事施工管理技士の試験に合格するには、どのような参考書や過去問が必要であるか、お伝えしました。なので、どのように参考書を選ぶべきかは、なんとなく分かってきた状態かと。

だれ向け?該当しない方は読む価値ないかも。

  • 大きい書店に行って、参考書の中身を見る時間がない
  • 参考書を選ぶ基準は分かったけど、自分で選ぶ自信がない

 

実際に合格した僕が、オススメする参考書【他社と比較しつつ考察】

これまでに説明したように参考書の条件は次のとおり。

  • 5年間分の過去問が載っている
  • 解説が丁寧に詳しく書いてある
  • 解説がイラストや絵を使い、分かりやすい

 

あくまでも市販されている参考書のなかからですが、実際に合格した僕がオススメする参考書は次のとおり。

※2級の場合は次のとおり

 

地域開発研究所の参考書は、8年間の過去問が載っているのに加え、解説も丁寧で分かりやすく書かれているので、内容が理解しやすいです。

 

他出版社の参考書と徹底比較

他出版社の参考書と比較した結果は次のとおり。

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日建学院の参考書でも、解説部分は、絵や図が多く分かりやすく書かれていますが、地域開発研究所のほうが、誰にでも分かるように丁寧に書かれている印象です。

特に、初めて施工管理技士の試験を受験される方や実際のモノをイメージしにくい方でも理解しやすく表現されていると思います。  

市販されてはいませんが、通信講座SATの過去問もオススメします。試験に合格することに特化した構成となっているため、効率よく勉強を進められます。

通信講座SATの過去問の特徴

  • 試験に合格するための必要最低限の構成となっている、暗記する量が少なくて済む
  • 暗記量が少ないため、繰り返しの勉強がしやすく、さらに暗記しやすい

電気工事施工管理技士の勉強を続ける秘策【通信講座を徹底比較!合格者が解説します】 - 地味な投資で食っていく、社畜サラリーマンのブログ

 

 参考書は、いつ買えばいいの?【試験3ヵ月前がベスト!】

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電気工事施工管理技士の参考書の購入は、試験日の3ヵ月前がベストです。

具体的には、実際の試験日に合わせた、参考書を購入するタイミングは次のとおり。

なぜなら、試験勉強のスケジュールを計画する時間を考えると、試験日の3ヵ月前からが丁度良いからです。

具体的なスケジュールは次のとおり。

  • 3月中旬:参考書を購入し、勉強のスケジュールを計画する
  • 4月中旬:計画したスケジュールで勉強を開始する
  • 6月中旬:試験日

 
そのため、電気工事施工管理技士試験を受験するつもりの方で、今が3月中旬以降である場合は、早めに参考書を購入するべきですね。

あと、勉強するモチベーションがあるうちに、参考書の購入など行動に移すべきです。なぜなら、建設業は忙しいため、後回しにしておくと、気づかぬうちの試験日が近づいていて、手遅れになることが多いからです。そうなると、また来年頑張ろうと、受験料を捨てて後悔することになります、、。

 

まとめ|勉強を続けられそうな効率的な勉強法が重要【独学は離脱者多い】

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今回の記事のまとめです。

 

電気工事施工管理技士試験は、過去問の解説をちゃんと理解できれば十分に合格できます。ただし、勉強を計画的に進めることができればです。建設業は超忙しいため、どうやって資格の勉強を続けることが出来るのかを、試験勉強を始める前にちゃんと考えておくべきです。特に独学で勉強を続けようとしている方は、試験の申し込みはしたけど、勉強が続かずに試験当日に会場に行くことすら諦めてしまった人を何人も見てきました。そのため、「一発で合格したい方」や「実務経験に自信のない方」は、勉強を続けやすい勉強法を検討しても良いかもしれません。

電気工事施工管理技士の勉強を続ける秘策【通信講座を徹底比較!合格者が解説します】 - 地味な投資で食っていく、社畜サラリーマンのブログ

 

今回のブログで紹介した参考書です

※2級の場合は次のとおり

 

はいっ、今回は以上です。