いつもお疲れ様です。イデヲです。
国家資格である電験3種の話です。
そのなかでも今回は試験の参考書について説明していきます。
電験3種の試験勉強をこれから始めようとしている人「電験3種の試験に合格できる参考書を知りたい。初心者なので数学から勉強したいけど、おすすめの参考書があれば教えて欲しい。あと、ついでに参考書の活用方法についても教えて欲しいな~。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは、建設業でサラリーマンとして働きながら、電験3種の試験に合格することができました。試験は一発合格と言いたいところですが、3回目の試験でやっと合格することができました。
なので、一発合格した人と比べると、勉強方法とかについて、苦労して工夫を重ねながら勉強を進めてきたからこそ一歩踏み込んでコメントできます。
ここでは、電験3種の試験の参考書について知ってもらえたらと思っています。
電験3種の合格に必要な参考書
結論から言うと、電験3種の合格に必要な参考書は、下記の通りです。
電験3種の試験に合格するには、勉強すべき参考書の量は多いです。
なぜなら、電験3種の試験は比較的に難しいと言われており、試験に合格するには、それ相応の情報量が多くなってくるからです。
それぞれ説明していきますね。
必要な参考書①|科目別の参考書(理論、電力、機械、法規)
電験3種は、科目別の参考書が必要です。科目は、理論、電力、機械、法規の4つあるので、それぞれの科目の参考書が必要ということです。
なぜなら、電験3種は試験範囲が広く、試験問題に対応するには、それに見合った参考書の量が必要になってくるからです。
全ての科目をカバーしている参考書では、合格できないの?と思われるかもしれないけど、科目別の参考書に比べると、どうしても情報量が少なくなってしまうので、合格するのは難しいと思います。
つまり、電験3種の合格基準を満足させるには、科目別の参考書で勉強しなければならないということです。
必要な参考書②|試験の過去問
電験3種に合格するには、過去問は必須です。
なぜなら、問題に慣れるためにも、たくさんの問題を経験したほうが良いからです。
だけど、同じ問題が本場の試験で出題されるわけではないから、過去問はやらなくても良いという意見もあると思いますが、それは全く違います。
なぜなら、過去問の内容を丸暗記するだけでは、やる意味はないと思いますが、解説など通じて内容を理解することで、類似問題や応用問題にも対応できるようになるからです。
つまり、過去問を徹底的にやることで、応用力がつき、本番の試験でも得点につなげることができるということですね。
必要な参考書③|数学の参考書
電験3種の5つ目の科目とも言われている数学についてです。数学の参考書の必要性は“人による”です。
それは、電験3種には、基礎的な数学の知識が必要になってきますが、これまで数学について学んできている内容が人によって全く違うからです。
具体的には、高校で数学が得意であったとか、大学受験で数学を勉強してきている人は必要でないかもしれません。
つまり、数学の参考書は、勉強を進めていくうちに必要だと思ったら買えば良いと思います。逆に、数学は苦手だったり、参考書をやっているなかで全く数学の内容が理解できていないと感じた場合は、数学の参考書を買っても良いかもしれません。
中古の参考書でも合格できるの?
中古の参考書は、合格できないわけではないけど、止めたほうが良いです。
なぜなら、参考書は、出版社にて、毎年、試験の傾向や対策を考えたうえで内容を改良しているからです。特に、法規については、法解説が毎年のように行われているので、最新の参考書を買うべきです。
これは、内容を暗記したとしても、その内容が間違っていたのでは、得点につなげるという意味では、逆効果になりかねないからです。
具体的には、誤っている内容を暗記して、本番の試験で出題されたとしても、その内容が間違えていたとしたら、試験の解答としては不正解となるということです。
なので、誤っている内容を暗記するくらいなら、全く知らないほうが、選択肢が5つなので、20%くらいの確率で正解できるからです。あと、個人的な意見ですが、これから数百時間もかけて勉強する参考書なので、節約するところではないかな~と思ったりします。
おすすめの参考書
電験3種の参考書は、いろいろな出版社から出されていますが、選ぶうえでのポイントは勉強を続けられるかどうかです。
電験3種は、試験の勉強中に挫折してしまう人が多いので、勉強を続けられそうかという視点で参考書を選ぶべきだからです。
じゃあ、どういった参考書が、勉強を続けやすいのかというと、ポイントをまとめると次のとおり。
こんな感じの参考書を選ぶことができれば、勉強を続けやすいと思います。
TACの「みんなが欲しかった!」シリーズがおすすめ
さきほど説明したました勉強を続けやすいポイントをカバーしている参考書をこちらです。
このTACさんの参考書は、フルカラーで見やすくて、勉強を続けやすいです。あと個人的には、教科書と問題集の部分が分割できるので、待ち運びやすくて便利です。
数学の参考書を買うならコレがおすすめ
数学の参考書を買うなら、科目ごとで選んだ参考書と同じ出版社のものを選ぶべきです。
なぜなら、他の参考書と内容が連携していたほうが、内容が理解しやすいからです。
ちなみに、TACさんは数学が苦手な人に向けて、参考書を出版しています。特に、他の参考書にTACを選んでいる場合はおすすめです。
参考書の活用方法
電験3種の勉強をこれから始める場合は、スケジュールを立てるべきです。
なぜなら、電験3種は、試験範囲が広いので、それに応じて参考書が沢山あるからです。
参考書が沢山あるなか、スケジュールも立てずに勉強を進めていくのは無謀です。進め方によっては、せっかく買った参考書を全く手につかない状態で試験日を迎える場合すら出てきます。
なので、参考書で勉強する順番などを整理して、ちゃんと計画的に勉強を進めましょう。
参考書で勉強する順番
参考書で勉強する順番は次のとおり。
あとは、この繰り返しです。最初のうちは、時間が掛かるので挫折しがちですが、徐々に参考書をサクサクと進められるようになるので、根気よく頑張りましょう!
まとめ: 勉強を続けられるかどうかは良く考えておくべき
電験3種の勉強は、道のりが長いです。なので、勉強を続けられるかが、とても重要になってきます。勉強を始める前に、ちゃんと電験3種の試験について調べて、どうやったら勉強を続けれるのかを良く考えておくべきです。
仮に、あなたが独学で勉強を続ける自信がないと少しでも思ったなら、通信講座を検討してみるのもありです。通信講座は、勉強を続けるための工夫がされているので、勉強すること自体が苦手な人でも合格しやすくなると思います。
具体的には、動画講義があるので、電車のなかでのスキマ時間の活用や、仕事終わりの疲れた状態でも参考書を開くよりかは動画講義の方が勉強をしやすいと思います。
ちなみに資料請求しただけでも、過去問を解説した動画を配布してくれたりするので、通信講座を申し込む気がなくても、電験3種の勉強を始める気があるなら、資料請求してみても良いかもしれません。通信講座SATの資料請求への登録はメールアドレスのみなので、勧誘の電話は一切なし。
電験3種は、通信講座のSATを勧める理由3選【他社比較しつつ考察します】 - 地味な投資で食っていく、社畜サラリーマンのブログ
■今回、紹介した参考書一覧
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はいっ、今回は以上です。