国家資格である消防設備士の話です。
そのなかでも今回は合格発表について説明していきます。
消防設備士試験の合格発表を待っている人・試験結果がでた人「試験の合格発表の前に知っておいた方が良いことがあれば知りたい。合格発表がいつか知りたい。あと、試験の合否発表の確認方法を知りたいな~。」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは、建設業で働くサラリーマンとして働きながら、消防設備士の試験に合格することができました。消防設備士の資格は、甲種1類と甲種4類と甲種5類の資格に合格してます。
さらに、僕自身は消防設備士の試験に落ちた経験や合格発表のあとにやるべきことも経験があるため、一歩踏み込んでコメントできます。
ここでは、消防設備士試験の合格発表のあとにやるべきことについて知ってもらえればいいな~と思っています。
消防設備士試験の合格発表のあとにやること
ではさっそく合格発表のあとにやることを説明していきます。
合格発表の前にある程度は、合格発表後に何をすべきか整理しておくことが大切です。
合格であった場合や不合格であった場合とでは、当然やることは変わってきます。
合格発表のあとにやることは、次の3つです。
この3つをおさえておけば、間違いはなくなると思います。
それぞれ確認していきましょう。
免状申請をする
合格したときは、まずは免状を申請しましょう。
試験に合格しただけでは、消防用設備の整備や点検などを行うことができないからです。
せっかく合格したのですから、早めに申請しておきましょう。申請先は、受験した各都道府県の試験センターです。
免状を申請する手順は次のとおり。
窓口で直接受領を希望する場合やその他の詳しい情報は消防試験研究センターのホームページをご確認ください。
よくある問い合わせ①|免状が手元に届くまでどのくらいかかるの?
免状の発行にかかる時間は、各都道府県の試験センターにより異なります。僕の経験だと、免状が手元に届くまでの期間は、だいたい1ヵ月を見ておけば良いと思います。
ちなみに、実際には、大阪府では1ヵ月、奈良県では2週間でした。
タイミングにより期間は違ってくると思いますが、受験者数の多いほど、手続きに時間がかかっているのかもしれません。
急ぎの理由がある方は、消防センターによっては事情を話してみるのもありかと。試験センターより対応はバラバラと思いますが、問い合わせしてみる価値はありですね。
よくある問い合わせ②|試験結果通知書を紛失しましたが、免状交付は可能ですか?
試験結果通知書を紛失しても、免状の交付は可能です。
受験された都道府県の試験センターに、「合格通知書兼免状交付申請書」の再発行を依頼してください。
よくある問い合わせ③|2連の「試験結果通知書」と「免状交付申請書」を切り離してしまったが、免状の交付申請は可能ですか?
切り離してしまっても、免状の交付申請は可能です。
透明なセロハンテープ等でつなぎ合わせた上で申請すればOK。
期間内に免状の交付申請ができなかったが、合格は取り消されてしまうのか?
期間内に免状の交付申請ができなくても、合格が取り消されることはないです。
だけど、申請期間を過ぎてからの申請は、交付までに日数がかかるようです。
さらに、申請が6ヵ月遅れると、もう一度、顔写真を撮る必要があり、面倒です、、、。
特別な理由がない限り、さっさと申請すべきですね!
定期的に講習を受ける義務がある
消防設備士は、定期的に講習を受講しなければなりません。
これは、消防設備士は、講習を受ける義務があるからです。イメージは自動車免許と同じですね!
ちなみに、最初の講習は、合格後から約2年後くらいですが、講習を受けなくても免状を返納することはないです。
少しややこしいですね、、。
講習の件は、詳しくは別のブログで紹介してるので参考にしてください。
不合格の場合は、次の試験に向けて計画を立てましょう
試験には“運”や“不運”もあるので、不合格の場合は、さっさと気持ちを切り替えるべき。
残念な気持ちは分かりますが、時間がもったいないからです。
消防設備士は、仕事や転職でも有利となる、とても人気な資格です。気持ちを切り替えて、次の試験で合格するために次のことを把握しておきましょう。
この3つを把握しておくと、勉強の進捗も全く変わってきます。
不合格となった理由を分析して、何が足りなかったか把握しておくべき。
不合格となった同じやり方をしても不合格となる可能性が高いからです。
消防設備士試験の難易度や効率な勉強方法などは、僕の別のブログで紹介しているので参考にしてください。
試験の合格発表のタイミング
結論からいうと、合格発表は試験日の35日後くらいです。
各都道府県の試験センターでもバラツキがありますが、全ての試験センターのホームページを確認した結果をまとめると次のとおり。
といった感じです。
消防設備士試験から合格発表までの日数を各都道府県別に、グラフにしてみました!
各都道府県のグラフは令和2年度の全ての試験における平均の日数です。長期休暇のタイミングや各試験センター内の忙しさなどを考えて調整しているものと思います。
もっと詳しく知りたいかたは、は試験センターのホームページを参考にしてください。
令和2年度の試験スケジュール
全ての都道府県の試験スケジュールは、それぞの試験センターのホームページで確認できます。参考に東京都の試験スケジュールを書いておきますね。
試験の合格発表を確認する方法
東京都は、かなりの試験日が設定しています。東京都以外の試験センターは、年間で1回か2回であることが多いです。
合格発表を確認する方法は、次のとおり。
それぞれ説明していきますね。
ハガキによる確認
試験センターから試験結果通知書が届きます。試験結果は、のり付けされたハガキを開くと確認することができます。
結果はどうあれ、試験結果通知書は保管しておくべき。
なぜなら、
だからですね。
特に、不合格であった場合は、試験結果通知書があれば試験の申し込みがインターネットでも可能なので、とても便利です。
申し込み方法について、もっと知りたい方は別のブログを参考にしてください。
よくある問い合わせ①|試験結果通知書は合格発表日に届きますか?
これも試験センターによります。僕の経験からいうと、合格発表日の次の日であったことが多かったです。
試験センターに確認したわけではないですが、合格発表日に発送したものが次の日に届いているかと。
ホームページによる確認
試験センターのホームページで合否を確認できます。
合格発表の時間は、合格発表日の正午(12時)です。
正午はアクセスが集中して確認できないかもですが、その場合は、しばらく時間をおいて再度アクセスしてみましょう。
試験の合格率
試験センターのホームページには、全ての種類の消防設備士の合格率が公表されています。
これから受験する人や、不合格となってしまった人は、消防設備士の資格について分析してみるのもよいかと。
合格率などの試験の難易度については、別のブログで徹底解説しているので参考にしてください。
まとめ:消防設備士に合格されることを願っています
消防設備士の試験は、しっかり勉強すれば誰しもが合格できる資格です。しかし、仕事が忙しくても、なかなか勉強時間を確保できず、試験ができなかったこともあると思います。その場合は、忙しい中でも勉強時間を確保していくことや、効率の良い勉強方法を考えていくしかないと思います。
これまで説明してきたように、消防設備士は仕事や転職でも有利になる資格ですので、持っていても損はないはずです。
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はいっ、今回は以上です。