※更新:2022年4月22日
国家資格である消防設備士の話です。
そのなかでも今回は消防設備士の甲種1類を特化して説明していきます。
消防設備士甲種1類の試験勉強をこれから始める人「甲種1類のおすすめの参考書を知りたい。甲種1類の勉強法を知りたい。あと、どのくらいの勉強期間がいるの?」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
ぼくは、建設業で働くサラリーマンとして働きながら、消防設備士甲種1類に合格することができました。
他にも甲種4類と甲種5類の資格に合格してます。甲種1類だけでなく他類も持っているからこそ一歩踏み込んでコメントできます。
ここでは、甲種1類の参考書や勉強法について知ってもらえればいいな~と思っています。
甲種1類のおすすめ参考書2選
結論からいうと、おすすめの参考書は次のとおり。
どちらも良書なので、正直どちらを選んでも間違いなしです。
参考書は必要なの?
参考書を買うところからが勉強のスタートです。
なぜなら、消防設備士の試験は50年以上の歴史ある資格ということもあり、過去の試験の出題傾向が徹底的に分析され、それが1冊の参考書に詰め込まれているからです。
例えば、ボスに向かって、素手で行くか、鉄砲を持っていくかぐらい違います。
しかも、その鉄砲がそれほど高くない値段で買えるのですから、参考書を買わないという選択肢はなさそうですね。
参考書の比較(どっちのほうがいいの?)
結局どちらの参考書が良いの?という疑問にお答えします。
結論としては、どちらでもOK。どっちも良書であることに変わりませんが、参考書の概要や特徴をまとめてみました。
内容としては、「本試験によく出る! 第1類消防設備士問題集」は詳しく丁寧に書かれており、「消防設備士 1類 超速マスター」は易しく分かりやすく書かれています。
つまり、全くの初心者は、「消防設備士 1類 超速マスター」を選んで、多少なりとも消防設備を知っている人は、「本試験によく出る! 第1類消防設備士問題集」を選べばよいかと。
初心者だけど、絶対に合格したい人は、両方とも購入して、「消防設備士 1類 超速マスター」➡「本試験によく出る! 第1類消防設備士問題集」の順番で勉強していけば、合格の確率がかなり高くなると思います。
ちなみに僕は、「本試験によく出る! 第1類消防設備士問題集」の参考書を使って、試験の2ヵ月前から勉強を始めて、参考書を3回ほど繰り返し勉強したところ、無事に合格することができました。
合格者が伝授する甲種1類の勉強法
購入した参考書を中心に、繰り返し勉強していくと良いです。
なぜなら、参考書の内容が試験対策として、かなり作り込まれているので参考書の内容を理解できれば十分に合格できるからです。
参考書をつかった具体的な勉強の手順は次のとおり。
「③の解説の確認」は、問題の正解か不正解にかかわらずに全ての選択肢の内容を確認してください。
なぜなら、本番の試験のときは、参考書の問題と全く同じではなく、多少はアレンジした問題が出題されるからです。
つまり、勉強するときの大切なこととしては、「問題に正解することではなく、内容を理解する」ということです。
いつから勉強すれば合格できるの?
いつから勉強するかは、試験の2ヵ月前からで良いです。
インターネット上の情報を確認してみると、最長6ヵ月などの情報もありましたが、合格した僕から言わせると2ヵ月前からで十分かと思います。
ただ、このあたりは1日にどれだけ勉強時間を確保できるかにもよるので、参考書を全て3回繰り返してやるということの方が、分かりやすいかもしれませんね。
つまり、参考書を2ヵ月で3回やることで、勉強を始める前にスケジュールを組むことをオススメします。
勉強するペースが分からない人向けて
消防設備士資格の勉強の進め方が分からない人は、参考にしてみてください。
まずは、勉強を始める前に試験日までの勉強スケジュールを立てましょう!スケジュールを立てないと、仕事が忙しいことを理由に全く勉強が進まない可能性があるからです。
スケジュールを立てるといっても難しく考えることは全くないです。
勉強できる日から1日の勉強する問題数を逆算するだけです。
具体的には、勉強できる日が60日間(2ヵ月)で、問題数200問を3回繰り返す場合は、次のとおりになります。
大切なことは、1日にやらなければならない量を勉強時間ではなく、勉強する量を具体的な問題数としておくことです。
これだけで勉強の進み方が全く変わってくると思いますので、是非やってみてください。
まとめ:勉強は毎日コツコツと!
まとめは次のとおり。
資格の合格には、勉強を継続させることが最も大切です。そのために何をすべきかを自分なりにちゃんと考えてみるのも良いと思います。
仕事は忙しいかもしれませんが、いくら勉強しても合格できなかったら意味なしです。これは、僕自身が勉強をしているときに考えていたことであり、皆さんも是非チャレンジしてみてください。やると決めたら試験日までコツコツ勉強することに尽きます、、。
はいっ、今回は以上です。