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建築設備士になるためには試験に合格セヨ【手順を丁寧に説明します】

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いつもお疲れ様です。イデヲです。

 

国家資格である建築設備士の話です。

そのなかでも今回は建築設備士になるには何をすれば良いかについてです。

 

建築設備士になりたい人建築設備士になるための手順を知りたい。建築設備士は何かできるか知りたい。」

 

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

建築設備士になるには(手順を丁寧に説明します)

建築設備士は何ができるのか?需要はあるのか?

 

 

ぼくは、建設業で働くサラリーマンとして現場での仕事を頑張りつつ、建築設備士に合格することができました。建築設備士になるには、試験に合格しなければなりません。

 

ここでは、資格取得までの手順を知ってもらうことで、建築設備士になるまでのイメージを知ってもらえればいいな~と思っています。

 

建築設備士になるには(手順を丁寧に説明します)

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建築設備士になるまでのステップはこんな感じです。試験は学科試験と製図試験の2回あるので、資格取得まで長い期間が必要です。

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それぞれを詳しく説明していきますね。

 

受験資格があるか確認しなければならい

 

そもそもの話ですが建築設備士の試験に受験する資格があるか確認しなければなりません。受験資格の区分です。

 

【受験資格の区分】

・学歴 + 実務経験

・資格 + 実務経験

 

 

いずれにしても実務経験が必要です。

 

受験資格について失敗しやすいポイントは別のブログで紹介していますので、良かったら見てください。

 

期限までに試験に申し込む

 

実務経験を確認したら期限までに試験の申し込みを行います。申し込みの期限は例年だと3月下旬ごろです。申し込みの方法は2種類あります。

 

【申し込み方法】

・郵送

・インターネット(令和2年度から)

 

 

インターネットでの申し込みが令和2年度から開始されています。受験料の支払いなどもインターネットで完結するので、かなり便利かと。

 

試験の申し込みの手順については別のブログで丁寧に解説しています。

 

受験票を受け取る

 

受験資格などに問題なければ受験票が5月下旬ごろに送られてきます。

 

受験資格に不備がある場合は、個別に問い合わせがあると思いますので、ちゃんと対応すれば問題ないことが多いようです。焦らずに丁寧に対応しましょう!

 

学科試験(1次)を受験する

 

学科試験が6月下旬ごろにあります。学科試験については、しっかりと計画をたてて勉強していけば独学で合格できます。

 

学科試験の勉強法は別のブログで紹介しているので確認してみてください。

 

学科試験(1次)の合格発表を確認する

 

学科試験の合格発表は、7月下旬ごろにありますが、学科試験の合格発表を確認してから説図試験の勉強を始めるのでは遅いです。

 

なぜなら、製図試験は8月下旬にあるので、学科試験の合格発表からだと1か月くらいしかないからです。

 

【2020年度】
・学科試験の合格発表7月30日(木)~製図試験の試験日8月23日(日)

 ➡24日後に製図試験

 

 

製図試験は図面を書かなくていけないので、ちゃんと試験対策をしないと合格するレベルになりません。

 

製図試験(2次)を受験する

 

製図試験は8月下旬ごろにあります。

 

学科試験の合格発表は7月下旬ごろなので、製図試験までの期間がとても少ないです。学科試験のとき以上にしっかりと計画をたてて勉強を進めていくことが求められます。

 

このあたりの話は別ブログで紹介する予定です。

 

製図試験(2次)の合格発表を確認する

 

製図試験の合格発表は11月上旬ごろにあります。この期間は特にやることもないので、仕事を頑張りましょう!あとは祈るのみということですね。

 

建築設備士になる

 

製図試験に合格すると、見事に建設設備士になることができます。

 

学科試験の勉強を始めたときから考えると、かなり長期間に及ぶ試験なので、合格したときの喜びは人一倍かと思います。

 

建築設備士は何ができるのか?需要はあるのか?

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建築設備士は、1級建築士について、実務経験なしで受験資格が付与される

建築設備士は、建築士に対して、建築設備の設計や工事監理に関するアドバイスができる

 

 

こんな感じです。

 

1級建築士について、実務経験なしで受験資格が付与される

 

建築設備士は、1級建築士の試験を実務経験なしで受験資格が付与されます。

 

なぜなら、建築設備士が2級建築士と同等の知識を有していると判断されているからです。通常、1級建築士は、大学で建築学科を卒業していないと受験資格が付与されるまで、途方もない期間がかかります。

 

しかしながら、建築設備士については、大学時代に卒業した学科の縛りは、1級建築士に比べると少なめです。

 

そのため、建築学科を卒業していない場合は、建築設備士に合格することが、最短で1級建築士の受験資格をえる道だと言えます。

 

建築士に対して、建築設備の設計や工事監理に関するアドバイスができる

 

建築設備の設計や工事監理に関するアドバイスはできますが、それほど重要ではありません。

 

なぜなら、建築士に求められた場合にのみアドバイスを行うものであって、常に必要とされるものではないからです。

 

つまり、建築士に求められなければ、アドバイスは出来ませんよ、ということですね。

 

まとめ:必要であれば勉強すれば良い

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建築設備士になるには、学科試験と製図試験に合格しなければならない

・製図試験は、学科試験の合格発表を待ってから勉強を始めるのでは遅い

建築設備士は、建築学科を卒業していなくても1級建築士の受験試験が与えられる

建築設備士は、建築学科を卒業していない方にとっては、1級建築士に最短コース

 

 

こんな感じです。

 

建築設備士になったからと言って、業務で大きく活用されるわけではありません。

 

受験数については、1級建築士に比べると少ないため、建築設備士はマイナーな国家資格であると言えます。

 

【受験者数】

・1級建築士:26,000名ほど、建築設備士:3,000名ほど

 

 

なので、会社からどうしても取得するように言われている方や、建築学科を卒用していない方で早く1級建築士になりたい方は、受験してみてもよい資格と言えます。

 

建築設備士の受験資格があるか確認したい方や、勉強方法を知りたい方は他のブログで紹介していますので確認してみてください。

 

今回は以上です。

 

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建築設備士の受験資格があるか知りたい方はこちら】

 

建築設備士の勉強法を知りたい方はこちら】