ゼネコン資格ナビ

合格実績10資格!超忙しい現場監督が効率的な勉強方法を公開!

【現役の大手ゼネコン社員が暴露】ゼネコンの年収はウソだらけ⁉年収が高い理由3選

  • ゼネコン社員の本当の年収を教えて!

  • ゼネコン社員の年収が高い理由は?

  • 設計者とか事務系の年収は違うの?

ゼネコンの公開されている年収は信用できない指標です。入社したい会社を選ぶのに年収が高いかを基準に選ぶ人も多いはず。

私は大手ゼネコンに新卒で入社してから10年以上勤めています。現場監督とも呼ばれる施工管理として働く総合職です。

この記事では、ゼネコン社員の年収にくわえて年収が高い理由を徹底解説します。年収を暴露するため、記事を読むことで就職活動の参考になる人も多いはずです。

結論から言うと、ゼネコンは公開されている年収に比べて高いです。

ゼネコンで施工管理として働くには国家資格が必須です。

国家資格を取ることへの意識が高いと面接官から好印象を得られます。

ゼネコンへの入社を考えている方向け

ゼネコンで働くには1級施工管理技士が必須のため面接でも必ず聞かれます。ネットの情報だけでは情報不足です。資格学校の情報など一歩踏み込んだ情報だと面接官に志望動機の本気度が伝わります。通信講座SATの資料請求だと登録は住所とメールアドレスだけなので勧誘の電話は一切なし。 

≫【無料】資格学校SATの資料請求はこちら

 

ゼネコン社員の本当の年収

ゼネコンは一般的に公開されている年収と比べて高いです。公開情報のあとに実際の年収を暴露します。

  • ゼネコンの年収ランキング【公開情報】

  • ゼネコンの規模別の平均年収

  • 現役の大手ゼネコン社員が語る本当の年収【暴露あり】

 

ゼネコンの年収ランキング【公開情報】

ゼネコンの年収は会社の規模によってほぼ決まることが多いです。ランキングは四季報などを参考にしていますがボーナスの影響で年収は大きく変動します。

ボーナスはその時の会社の業績で決まるため将来どうなるか分かりません。年収を基準に入りたい会社を選ぶときは会社の規模を確認しましょう。

ゼネコンの年収をランキング形式すると以下の通りです。

会社名 会社の規模 30歳 年収
(万円)
平均年収
(万円)
大林組 大手ゼネコン 650 971
大成建設 大手ゼネコン 635 959
清水建設 大手ゼネコン 622 946
鹿島建設 大手ゼネコン 644 994
竹中工務店 大手ゼネコン 539 847
長谷川コーポレーション 準大手ゼネコン 608 879
五洋建設 準大手ゼネコン 521 793
フジタ 準大手ゼネコン 439 675
戸田建設 準大手ゼネコン 523 820
前田建設工業 準大手ゼネコン 550 846
三井住友建設 準大手ゼネコン 462 751
西松建設 準大手ゼネコン 507 776
NIPPO 準大手ゼネコン 578 892
安藤ハザマ 中堅ゼネコン 512 818
東急建設 中堅ゼネコン 542 869
熊谷組 中堅ゼネコン 475 754
奥村組 中堅ゼネコン 569 874
東亜建設工業 中堅ゼネコン 487 777
銭高組 中堅ゼネコン 540 732
鉄建建設 中堅ゼネコン 515 798
淺沼組 中堅ゼネコン 501 775

ゼネコンの規模別の平均年収

大手ゼネコンの平均年収は準大手・中堅ゼネコンに比べて100万円くらい高いです。

ゼネコンの平均年収を会社の規模ごとに3つ分けると以下の通りです。

規模別のゼネコンの平均年収
規模 年齢 平均年収
大手ゼネコン 30歳 620万円
準大手ゼネコン 30歳 520万円
中堅ゼネコン 30歳 520万円

一般的な業種に比べて年収は高めですが実際はもっと高いです。

 

現役の大手ゼネコン社員が語る本当の年収【暴露あり】

大手ゼネコン社員の実際の年収は以下の通りです。

大手ゼネコン社員の本当の年収
年齢 年目 年収
22歳 1年目 310万円
23歳 2年目 400万円
25歳 3年目 480万円
26歳 4年目 500万円
27歳 5年目 620万円
28歳 6年目 810万円
29歳 7年目 800万円
30歳 8年目 900万円

実際の年収と公開されている年収を30歳で比べると大きく違うことが分かります。

29歳で年収が少し下がっていますがボーナスの影響です。ゼネコンの基本給は上がり続けるので安心してください。

ちなみに31歳の年収は1,000万円弱となっています。

大手ゼネコンの30歳の年収比較
年収の種類 年収
公開されている年収 620万円
実際の年収 900万円

公開されている年収に比べて約1.5倍の年収です。金額差はありますが準大手・中堅ゼネコンについても公開されている年収より貰っていることが想定できます。

ゼネコンへの入社を考えている方向け

ゼネコンで働くには1級施工管理技士が必須のため面接でも必ず聞かれます。ネットの情報だけでは情報不足です。資格学校の情報など一歩踏み込んだ情報だと面接官に志望動機の本気度が伝わります。通信講座SATの資料請求だと登録は住所とメールアドレスだけなので勧誘の電話は一切なし。 

≫【無料】資格学校SATの資料請求はこちら

 

ゼネコンの年収が高い理由3選

ゼネコンの年収が高い理由は以下の3つ。

  • 毎日の残業が多い

  • 休日出勤が日常的にある

  • 各種手当が充実している

年収が高い理由は、楽して稼げないことに尽きます。一方で大企業は福利厚生が手厚いというメリットがあることにも注目です。

 

毎日の残業が多い

ゼネコン社員の残業はほかの業界に比べて残業が多いです。

現場の作業が終わる17時までは設計者との打合せや現場確認でスケジュールが埋まります。打合せの資料準備や見積の作成などのデスクワークを17時から行うため残業時間が長くなりやすいです。

平日の残業時間

例:残業5時間を20日間(1ヶ月の平日)で計算すると100時間

いろいろな業務に追われて気づいたら終電ということも日常的な話です。

残業時間については毎日多いですが建物が建て終わる直前のタイミングは極めて忙しくなります。特に忙しいときは終電がない時間まで働くためタクシーや現場近くのホテルに泊まることも多々あります。

 

休日出勤が日常的にある

現場監督は休日出勤が当たり前となっています。建設現場の作業日は月曜日から土曜日の週6日で設定されることが多いです。現場で作業するからには現場監督も対応しなければいけません。

ほかの現場監督との調整によっては土曜日の出勤は半分くらいになります。ただし土曜日は関係者の打合せが少ないため20時ごろには帰宅することが多いです。

毎月の休日出勤の例:1日10時間を2日間働くと20時間

※土曜日の出勤を半分の2日間で計算

 

各種手当が充実している

ゼネコン社員は、大企業であるほど福利厚生などの手当が充実していることが多いです。

現場手当があるゼネコンでは、現場に勤務しているだけで毎月3万円~10万円が支給されます。

各種手当の例
手当の種類 支給される手当
現場手当 月3万円(1年で36万円)
住宅手当 月7万円(1年で84万円)

手当だけでも1年で120万円くらい支給されます。

 

大手ゼネコン社員の20代・30代・40代・50代の年収目安

大手ゼネコン社員の年代ごとの年収を紹介します。

年代別の年収
年代 年収
20代 400万円~1,000万円
30代 800万円~1,200万円
40代 1,000万円~1,400万円
50代 1,200万円~1,600万円
新卒 400~600万円

ゼネコンで働いていると年収がどのように上がっていくのかを把握しましょう。

 

20代の年収は400万円~1,000万円

ゼネコンで働く20代の年収は、400万円~1,000万円くらいです。残業の多さで年収が大きく変わります。一方で残業が多いからこそ若いうちから年収が高くなるとも言えます。

20代の年収の内訳
項目 年収の内訳
基本給 300万円
残業代 200万円
ボーナス 200万円
各種手当 100万円
合計 800万円

20代は基本給が少ないため残業代が全体に占める割合が多いです。

 

30代の年収は800万円~1,200万円

ゼネコンで働く30代の年収は、800万円~1,200万円くらいです。20代と同じく残業の多さで年収が大きく変わります。30代になるとボーナスが増えて年収が上がることが多いです。

30代の年収の内訳
項目 年収の内訳
基本給 350万円
残業代 250万円
ボーナス 300万円
各種手当 100万円
合計 1,000万円

35歳前後で年収が1,000万円を超える社員が多いです。

 

40代の年収は1,000万円~1,400万円

ゼネコンで働く40代の年収は、1,000万円~1,400万円くらいです。40代になると管理職になり残業代がなくなり、基本給やボーナスが増えます。

40代の年収の内訳
項目 年収の内訳
基本給 700万円
ボーナス 300万円
各種手当 100万円
合計 1,200万円

ボーナスは仕事の評価で大きく変わってきます。

 

50代の年収は1,200万円~1,600万円

ゼネコンで働く50代の年収は、1,200万円~1,600万円くらいです。50代になると会社のなかで役職が上がり、40代よりもさらに基本給やボーナスが増えます。

50代の年収の内訳
項目 年収の内訳
基本給 800万円
ボーナス 500万円
各種手当 100万円
合計 1,400万円

仕事の評価によっては40代よりもボーナスの支給額が変わってきます。

 

【番外編】新卒の年収は400~600万円

ゼネコンで働く新卒の年収は、400万円~600万円くらいです。20代と同じく残業の多さで年収が大きく変わります。

新卒の年収の内訳
項目 年収の内訳
基本給 250万円
残業代 150万円
ボーナス 50万円
各種手当 50万円
合計 500万円

残業した分だけ年収が上がってきます。

ゼネコンへの入社を考えている方向け

ゼネコンで働くには1級施工管理技士が必須のため面接でも必ず聞かれます。ネットの情報だけでは情報不足です。資格学校の情報など一歩踏み込んだ情報だと面接官に志望動機の本気度が伝わります。通信講座SATの資料請求だと登録は住所とメールアドレスだけなので勧誘の電話は一切なし。 

≫【無料】資格学校SATの資料請求はこちら

 

大手ゼネコン社員の職種別の年収目安

大手ゼネコン社員の職種別の年収は残業の多さで決まります。同じ総合職であれば基本的には給与体系は同じです。

  • 設計職の年収は現場監督と近い

  • 事務職は残業次第で年収が決まる

  • 研究職は残業が少ない分だけ年収が低い

 

設計職の年収は現場監督と近い

設計職には、意匠設計・建築設計・構造設計・設備設計などが含まれます。

設計職の年収は現場監督に近くなります。現場手当はないですが現場監督と同じく残業が多いからです。

一般的な組織系設計事務所に比べるとゼネコンの設計職は年収が高いです。

組織系設計事務所とは、設計を専業で行っていて特に規模の大きな設計事務所に対する通称てす。

 

事務職は残業次第で年収が決まる

事務職には、現場事務・経理・営業などが含まれます。

事務職の年収は残業の多さによって年収が決まることが多いです。事務職で何をするかで忙しいタイミングが違います。経理の場合は3月の決算の準備で12月からとても忙しくなります。

営業の場合は接待の飲み会やゴルフも一部残業扱いとなる場合があります。

 

研究職は残業が少ない分だけ年収が低い

研究職には、技術研究所で研究開発を行う方が含まれます。

研究職は現場監督に比べて年収が低くなることが多くなります。現場監督に比べると残業が少ないからです。

研究職は博士課程の社員が多いです。修士課程の場合は入社後に大学の研究室に通い博士課程をとる方もいます。

 

モノづくり好きな方に最適!年収が高いゼネコンで働こう

ゼネコン社員は公開している年収に比べて1.5倍ほど高いです。

年収が高いのは残業が多いのが最大の理由となります。一方で年収が高いわりには学歴がなくても入社しやすいのがゼネコンの現場監督です。

たくさんの関係者が一緒になって1つの建物をつくることに魅力を感じる方には最適な環境と言えます。

ゼネコンで施工管理として働くには国家資格が必須です。国家資格を取ることへの意識を高めて面接官から好印象を得ましょう。

一歩踏み込んだ行動が内定をもらえるかどうかの差になるかもしれません。

ゼネコンへの入社を考えている方向け

ゼネコンで働くには1級施工管理技士が必須のため面接でも必ず聞かれます。ネットの情報だけでは情報不足です。資格学校の情報など一歩踏み込んだ情報だと面接官に志望動機の本気度が伝わります。通信講座SATの資料請求だと登録は住所とメールアドレスだけなので勧誘の電話は一切なし。 

≫【無料】資格学校SATの資料請求はこちら

 

■関連記事

【ゼネコン社員に求められる公的資格を知りたい方はこちら】